不動産(土地・建物)を売却または購入しようとした場合、最も重要なファクターとなるのが〝価格〟だと思います。特に購入しようとされる方は、誰もが自分の懐事情と照らし合わせるものです。
この時に皆さん懸念されることは〝 表示価格が本当に妥当なのかどうか?〟ではないでしょうか?
最終的には、売主と買主の交渉により売買価格が決定されるわけですが、その不動産価格に関する基本
的な考え方を説明したいと思います。
★通常は公に発表されている〝路線価〟を軸にプラマイ査定することが普通です
★近隣にある同様物件の坪単価も参考にされています
ただし、以下の理由により価格が上下することになります。
1.同じ不動産は存在しない
ホームセンター等で販売されている大量生産品とは異なり不動産は1点ものです。
面積や間口、前面道路の幅員や融雪有無、建物に至っては間取、築年数、周辺環境も異なります。
上記は一例ですが、これらの個別差が価格に反映されます。
2.売買のタイミングによって価格は変わる
最終的には 売主と買主の価格合意によって契約は成立するものですが、同様物件の需要と供給の
バランスによる 売主の心情が大きく価格設定に影響します。
ですので、表示価格が売買価格になるとは限りません。
ちょっとお高めでも気になる物件があるようでしたら、ダメもとで不動産屋のドアを叩いてみて下さい。
もしかしたら幸運の女神と会えるかもしれませんよ。